ウクライナのお料理
■ボルシチを作ってみました。
ロシアの料理かと思っていましたが、どちらかといえば、ウクライナのものらしいです。
ご時世的にアレではありますが、前から作ってみたかった料理なので、この機会で挑戦です。
問題は、実際にどんなものか食べたことがないことでしょうか。
ネットでいくつもレシピを眺め、完成した画像とかをみて、おおよそ、こんなものかな感は掴めましたが、どのレシピを見ても、たいした調味料を使っていないことに驚きました。
実質、塩は入るものの、他のスパイス的なものは見当たりません。
それどころか、コショウ少々とかも入れたり入れなかったりといった具合。
世界の三大スープと言われる割に、レシピそのものは単純です。
まぁ、唯一、変わった食材といえば、ビーツですかね。
こちらは、イオンで水煮のものが手に入るので、食材を揃えるのは、それほどハードルが高くありませんが、その他の食材は、特に珍しいものもないので、このビーツだけで一発逆転が出来るかどうか心配になるレベルです。
ひとまず、塊肉を煮るところからのスタートですが、入手しやすさから、牛スネ肉の塊になりますので、スネ肉ベースのレシピをお手本に進めました。
安っぽいとされる豪州系の牛肉ですが、イオンのタスマニアンビーフは扱いやすい赤身なので、こういう煮込み料理には便利です。いや、そもそも、国産牛の塊を置いてあるところが少ないので、入手しやすさからすれば、このあたりが無難な選択肢と行ったところ。
途中で加えるトマト系のペーストなどのために、トマト側に偏りますが、じっくり煮込んだ牛肉のエキスと、キャベツや人参の甘みが加わり、思った以上にいい感じのスープベースになりました。
ここに、こんなもので?と懐疑的だったビーツを加えると、ああなるほど、こういう風味になるのか的な変化があり感心しました。
結果的に、『最後に塩で味を整えれば完成』という感じで、味付けはほぼコショウだけ。
コショウ少々と、邪魔しないだろうと思って、オールドスパイスも少々。
あと、コクを出すためにウスターソースも少し加えて完成です。
サワークリームを添えて、というのが本場っぽいイメージですが、色々と調べると、無糖のヨーグルトを使うケースもあるようで、そちらを添えて食べてみました。
ヨーグルトの要不要は人によりますが、私と子供は、あった方が良い派、家人は、ない方が良い派でした。
スープそのものは、シンプルながら煮込んだ野菜の深みがあって、なるほどといったところ。
ただ、世界三大スープに入るには約不足のように思いますので、いつか、本場のやつを食べてみたいですね。
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