骨まで美味い

 ■ウミタナゴという魚がいます。

こちら、鯛に似た姿をしており、そこそこ気軽に釣れるので、釣ることだけは楽しいですが、食べようとすると、小骨が多くて苦労するため、あまり持ち帰ろうとは思いません。

でも、昨日書いたとおり、3枚におろして小骨が目立たない状態にし、今日はそいつをフライにしてみました。

そして、食べる前、子供に「ウミタナゴ、前食べたとき、小骨が多くて食べにくかったから、これで美味しくなかったら、今度からは釣れても逃してこようね」という話をしました。

実際に食べてみた結果、私が味を語れないレベルになりました。

不味いんじゃなくて、美味しかったため、子供がほとんどすべて食べちゃったからです。

一般的に食されている白身魚に比べれば、多少劣る感じではありますが、フライにして、揚げたてを食べると、さすがに、その差は分かりません。

そして、次回からもウミタナゴは持ち帰りに分類されました。

■さすがに、キスフライは美味かったです。

これぞ白身魚のフライ、って感じ。新鮮なので味も良いです。

1匹だけ釣れたメゴチの天ぷらは、子供が食べちゃいましたが、あれ、絶対に美味いやつです。

小さいメバルは、骨ごと食べられるようにしましたが、子供に食べられたので、私は味が分かりません(笑)

キスは開いたときに取り出した骨を揚げて骨せんべいにしましたが、これはこれで美味しかったです。

カサゴの骨も作りましたが、硬いだろう、という予想に反し、結構、美味しかったです。

ヘダイとアイナメは塩焼きにしましたが、こちらはこちらで、貫禄のある味です。

タイなんて、一口で鯛だと分かる味です。もう「さすが鯛」と言わざるを得ませんでした。

■塩焼きしたり、フライにしたり、天ぷらにしたり。

下ごしらえから考えれば、結構な手間と面倒ではありますが、子供の食べっぷりを見ると、そんなのは関係なくなりますね。

考えるのは、どういう料理方法だと、より美味しく食べられるか、ということばかり。

いや、釣って、捌いて、食べて、楽しい週末でした。



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