人間だもの

テレビで池上彰の終戦番組が流れていました。
ひとまず、戦争は何が事実か知りませんが、番組を見ている限りは、天皇陛下を中心とした経営層に対し、軍部という現場という構図を描くと、普通の会社がダメになる姿に似ていると感じました。
「現場のことは現場が一番よく知っている」といったセリフは、今でもある話ですが、そういう現場と経営の食い違いが、終戦に向けた「会議」で描かれて、興味深かったです。

興味深いと言えば、今朝の中日新聞、沖縄の翁長知事が亡くなった件にで『トップ不在、沖縄県苦悩』という見出しの記事を書いていました。
沖縄県の本当の総意が何かは知りませんが、知事が亡くなった事で、県民の『意志』よりも、属人化された『人』の話だったのかと思う訳です。
支持者は多いが、後継者がいない。
このような属人的な活動は、そこらの会社単位、職場単位でもよく見られる話ですね。
担当の引き継ぎは、結構、トラブルの元だったりします。

こうして、ざっと眺めれば、人間が集まった「社会」も「会社」も同じようなモノですね。
人間そのものの活動パターンが似ているんでしょうか。
人間の歴史が繰り返されるのも、やっぱり人間だからでしょう。
愚かしくも面白い存在です。

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