無事だった2歳児

良かった、としか言いようのない話題です。
頑張った子供や、ボランティアの爺さんもすごいと思いますが、幸運としか言いようがない話でしょう。
関係者全員が安堵している中で、あえて、良かったことを蒸し返すのも良くないのですが、
やはり、色々と疑問点があります。
まず、捜索の能力に疑問があります。

朝日新聞デジタルによれば、のべ約380人で捜索しても見つからなかったと書かれています。
当初90人で、その後、140人に増員して探したとありますが、結果だけを見れば、本当に役に立つのか、と不安になります。
もちろん、いい加減な仕事はしていないと思いますが、頭数だけ揃えて役立たずの集団を動かしていた「上の人」の判断力だの決断力だのに、疑問を抱く人も少なくないでしょう。
同紙に、警察署長の話が載っていますが、それによれば、

『理稀ちゃんの年齢を考え、まずは近くの井戸など事故に巻き込まれそうな場所を中心に捜索したと説明。山中も捜したが「かなり広大で、すべての場所を綿密に見ることができたかは分からない」といい、「『一刻も早く見つけてあげたい』という一心で捜したが、結果的に見つけることができなかったのは残念」と話した。』

だそうですが、頭の中に「子供だから」という決めつけがあったのでしょう。
それによって、自分らの中で根拠もないのに決めつけてしまうことは、よくある話。
繰り返しますが、捜索活動に水を差したり、否定するつもりではありません。
しかし、今回のような幸運が、次も起きるとは限りませんので、今回の反省はしっかりと行い、次に備えるべきでしょう。

もう1つ、祖父の存在です。
助けてくれたスーパー爺さんを称えるなら、この子の祖父は真逆の存在です。
2歳児を1人で家に帰した、という時点でどうかと思う人も多いでしょうが、それも帰省した先での話なので、この子にとっても、ロクに道など知った話でもないはずです。
それを「帰る」と言ったから帰らせた、とか、アホじゃなかろうかと思うわけです。
そういう人を責めるのは良くないという忖度でしょうか?
あまり、マスコミは騒ぎにする気はなさそうですが、この世代の男性ですから、ロクに子育てなんかしたことがあるとは思えません。
仮にしていたとしても、もう、とっくに記憶の彼方に消えている話。
2歳児が、そこらの小学生くらいの判断力があると思い込んでいたのでしょう。
いや、思い込んでいたのではなく、子供そのものをよく知らないとしか言えない愚行です。

かつて、凍らせたこんにゃくゼリーを食べさせて孫を殺した婆さんがありましたが、あれも、ちょうど2歳くらいです。
おそらくですが、爺さんと違って婆さんの方は、子育て経験があるから、もう少し厄介だと思います。
すなわち、時代も変わって食べるものも違うところで、子育てのことなんかすっかり忘れている上に、子育て経験があると思い込んでいるから、自分のしたことを悪いとも危険だとも思いません。
こういうケースは、「良かれ」と思って孫を殺す年寄りの典型的なパターンだと思います。

どちらにしても、2歳児を一人で帰らせるようなジジイの尻拭いを、スーパー爺さんがしてくれたのは運が良かったとしか言えない話。
良かった良かった、で終わらせるのではなく、色々と反省すべき点は反省し、改めるべき点は改めるべきです。

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