テレビ番組とスポンサー

昨日、危険動物を捕獲するテレビ番組を見ていました。
この手の番組が、好きな人は多いでしょうが、私もその1人です。

ただ、いまだに、肝心なところでCMを入れるわ、CM明けたら、さっきのシーンを最初からもう1回流すわで、2時間番組が、実質1時間分の映像で出来ているんじゃないかと思うような内容に驚きました。
さらに、スタジオの芸人が、無駄に大袈裟に驚いたりして、いちいち、映像をぶった切っています。
見ているうちに、何だか疲れたので、1時間くらいで見るのを止めました。

この手の『演出』は、民法各社、どこでもやっていますが、いまだに、同じようなことをやっているんですね。
最近は、CMが入らないNHKばかり見ていますので、たまにそれ以外を見ると、がっかりします。

ただ、それもスポンサーがお金を出したのを、こちらがタダで見ているので、文句を言うのも筋違いでしょう。
怒りの原動力となりそうな「金返せ」は、テレビの視聴者には通用しません。

しかし、スポンサーにしてみれば、2時間分の枠を買ったのに、1時間分の内容を流されているわけで、これは、俗に言う『ぼったくり』じゃないかと思うわけです。
また、肝心なところでCMに入るのは、広告としては効果があるかも知れませんが、不愉快さを与えてまで、それやるの?って感じです。
スポンサーは、そんなお金の使い方をする連中に、番組作成を依頼したのか、と思うわけですが、そういったひどい内容の番組を、さらっと流してしまうんだから、スポンサーの広報担当って、あまり頭が良くないのかも知れません。

いや、お金だけ出して、広告代理屋が取り仕切っているかも知れませんが、どちらにしても、多額のお金を払って、もったいない使い方をしているのを許しているスポンサー様の太っ腹加減もしくは、スカタンっぷりに感服するしかありません。

いまだに視聴率というアナログ数字で誤魔化している連中にしてみれば、「お金は出すから、うまいもん食わせろ」というセリフが似合いそうな田舎者の成金なんて、何を食わせても「うまい」と言わせられるカモみたいなもんでしょうか。

まぁ、狡猾なキツネと、味もわからんタヌキで成り立っているギョーカイですから、一般庶民の常識で物を考えるのも無理があるかも知れません。

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